乾癬性関節炎とは

どうも、こんにちは、乾癬歴7年のにゃんたです。今回は乾癬性関節炎について書いていきます。

乾癬は皮膚に赤みができたり、鱗屑ができたりする疾患ですが、関節に症状がでるものもあります。これを乾癬性関節炎または関節症性乾癬といいます。皮膚の乾癬症状がでてから関節炎がでる方もいれば、皮膚に症状がみられずに関節炎だけ発症する方もいます。

乾癬だけでも鱗屑がでて、かゆみがでたり、見た目が悪くなったりして日常生活に支障を及ぼして厄介な病気ですが、そこからさらに関節に症状がでてしまうということで非常につらい病気だといえます。

乾癬による関節痛の体験談

私も乾癬の症状が悪化して、関節が痛くなったことがあります。医師からは関節が悪くなってしまうと治療が難しくなりQOLも低下するということで生物学的製剤の治療を勧められました。

私の場合、股関節の痛みがあり、それが乾癬性関節炎なのかどうか分からず不安な日々を過ごしていました。いや~、この時期は本当にヤバかったです(;´Д`) 。。

体がぼろぼろで鱗屑も落ちまくるし、股関節も痛いしで、これからさらに悪化して歩けなくなって、障碍者になるのではないかとも思い、かなり精神的に参っている状態でした。

このあたりで乾癬のヤバさとか恐ろしさを本気で知りました( ;∀;) 。

本気でヤバいと思い、そこからは運動をしたりして、体を動かすようにしました。私はデスクワークが多かったので座っている時間が多かったのですが、なるべく立って仕事をするようにしたりして、体をうごかす生活を心がけるようにしました。

そうすると自然と股関節の痛みがなくなっていきました。どうやら乾癬性関節炎ではなく、単なる運動不足や血行不良による痛みだったようです

股関節の痛みは関節性乾癬ではなかったようですが、現在も爪に凸凹があり、指の関節に炎症があるので乾癬性関節炎の前段階という可能性はありそうです。

私は現在は関節の痛みはないですが、今後症状が関節にまで及んだらと不安に感じることもあります。乾癬性関節炎になると負担も大きくなるので、もし、あなたが現在、関節が痛みがある場合には医師に早めに相談して、対処していくのがベストだと思います。

運動不足で血行不良になって、股関節が痛いという場合もあるようなので、そういう場合には運動を取り入れると改善していくと思います。私は歩数計を付けて毎日の歩数を記録するようにしたらモチベーションもアップして運動が続けやすくなってので、ぜひこういった道具を使っていくといいと思いますよ。

こういった腕時計タイプはけっこう使いやすいですし、お勧めですよ。毎日1万歩くらい歩くのがいいといわれていますのでこのくらいを目標にしていきましょう(´∇`) /

ただ、最初っからこれだけ歩くのはしんどいので徐々に増やしていくのがいいと思います。私も最初は2000歩とか3000歩でばててました(^^;

今は7000歩から8000歩くらい毎日歩いています。目標が1万歩といいながら自分も達成できていないですね。(笑)すいませんm(__)m

まあ何はともあれ、少しずつ歩数を増やしていき、自分が成長してることを楽しむようにすると続けやすくなるはずですよ。焦らずやっていきましょう(^-^)b

あとはなかなか歩くところがない場合には、ステッパーを購入してみるのもいいと思います。安いステッパーは壊れやすいのである程度高くてもいいのを購入したほうがいいそうですよ。

メンタリストのdaigoさんが進めているエクサーのステッパーは耐久性が高く数年間使える高品質なものなのでこういったものを検討しみるのもいいのではないでしょうか。



私はまだ買っていないのですが、お金がたまったら優先的に購入しようと考えています(^-^)b それでは次に乾癬性関節炎の具体的症状について紹介していきます。

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乾癬性関節炎 症状

関節に腫れや炎症、痛み、変形などの炎症性の症状が起こります。手足の指の腫れや変形、爪の変化なども生じる場合があります。乾癬性関節炎には次のような症状、特徴があります。

・末端関節炎

手先や足の指先の関節部分に炎症が起こり、爪がボコボコしたりする症状がみられます。症状がでるときは左右非対称が多いですが、時間の経過によって左右対称になることが多いです。

私も爪が現在もぼこぼこになってしまっています。ただ、以前よりはちょっとよくなった気がします。ストレスケアと不安対策、運動などが功を奏しているのかなと思っています。

・脊椎炎

背部や頸部の関節に炎症が起きることで背中や首の痛みが引き起こされます。睡眠後に痛みやこわばりが強くなることが多いです。身体を動かすことでこわばりが改善することが多く、動きが悪くなると固着してしまいQOL(生活の質)が低下する可能性があります。

・指趾炎

ソーセージ指といわれるような指の関節が腫れてしまう症状です。

・付着部炎

靭帯や腱が骨に付着する部分に炎症ができてしまう症状です。

関節が変形してしまうと元に戻らなくなってしまうということで早期の治療が大事と言われています。これは私も医師から何度も言われました。脅しのような感じでめっちゃビビったのですが、実際にそうらしいです(;゚д゚)

私は30代なので今後、数十年関節の痛みがあって歩きにくくなったらと思ったら恐怖がすごかったです。本当にあの時に運動を始めて良かったなと思いました。

関節の変形は日常生活にも支障がでるので早めに適切な治療をするのがいいと言われましたので現在関節の痛みなどがある方は早めに医師に相談して治療していきましょう。

乾癬性関節炎 治療法

繰り返しになりますが、乾癬性関節炎は症状が悪化するほど治療が難しくなりますので早期に症状を見つけ出して、治療をしていくことが必要になります。症状の段階に応じて治療法も変わってきます。一般的には塗り薬、飲み薬で様子を見て、症状が重症になってくると生物学的製剤による治療に移行することが多いようです。

生物学的製剤は高い治療効果をもっていて、関節炎の改善に効果を発揮してくれます。薬剤が高いので医療費が高く、副作用のリスクなどはありますが、治療効果が高いのでQOLの低下を抑えることができます。

生物学的製剤は継続して使用することになり、経済的な負担や副作用のリスクもあるので医師とよく相談した上で治療を受けるかどうか決めるようにするのが大事になってきます。

あとは最近はオテズラのような経口薬の新薬も登場し、効果をあげています。私の場合は残念ながらオテズラの効果はあまりありませんでしたが、人によっては劇的によくなることもあるようなので、こういった治療法を検討してみるのもいいと思います。

乾癬性関節炎は完治する?

この病気は一度発症してしまうと完治は難しい病気と言われています。乾癬性関節炎の場合もなかなか完治させるのは難しいようです。生物学的製剤による治療などによって症状を抑えつつ、生活習慣を改善するなどして関節炎の症状を悪化させないようにしていくしかないようです。

症状が悪化するほど治療が難しくなり、症状を抑えるのにも負担が大きくなりますので早めに病院で診てもらい治療を始めるようにしましょう。

私も乾癬が重症化していて、いつ乾癬性関節炎になるのかと不安を抱えていますが、あんまり心配しすぎてもストレスでよくないので考えすぎないように気を付けています。どうしても不安でメンタルがヤバいという場合には、運動をしたり、ストレスケアをするなどして対策していくのがいいと思います。

とくに筋トレとか運動は個人的にけっこうメンタル改善の効果が高いと思いますので、無理のない範囲で体をうごかしてみてはいかがでしょうか。筋トレと乾癬のことについては、こちらで記事を書いていますので、よければこちらも参考にしていただければ幸いです。

筋トレと乾癬の関係とは?どんなメリットがある?方法は?

乾癬性関節炎はしんどい病気でかなり大変だと思いますし、メンタルも不安定になりやすい病気だと思いますが、病気に負けずに前向きに生活をしていくようにしたいですね。

乾癬の患者が増えているということで急速に乾癬の研究がすすみ最新の治療法も次々出ていますので、いつか完治できる治療法が出てくる可能性も十分にあるはずです。希望を捨てずに頑張っていきましょう!

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