乾癬 うつ病

乾癬は皮膚の疾患あり、うつ病とは直接的な関係はありませんが、乾癬になることでうつ病の発症リスクが高まると言われています。その理由としては、乾癬になることでQOL(生活の質)が低下してしまうことと関係していると考えられます。

QOLが低下することで引きこもりがちになったり、活動量が低下しやすくなります。乾癬によって爪や頭皮、皮膚に異常な紅斑ができたり、鱗屑ができると人目につきやすくなります。

そうすると周囲の目が気になるということで人目を避けるようになり、孤独感、不安感をいだきやすくなり、精神的に落ち込みやすくなってしまいます。精神的な不安などがストレスになりさらに乾癬の症状を悪化させていき、やがてうつ病の発症につながってしまいます。

もちろんすべての乾癬患者の方がうつ病になるわけではないですし、直接的な関連も科学的に証明できていないですが、うつ病のリスクが高いというのは事実です。

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乾癬でうつ病になりやすくなる4つの悩み

人間の悩みは大きく分けると4つしかないそうです。乾癬になるとこの4つの悩みに当てはまってしまうことが多くなるといえそうです。

・人間関係の悩み

乾癬になってしまうことで人間関係が希薄になって孤独感を感じてしまうことが多いです。フケとか皮膚の異常は不潔と思われてしまい、疎外感を感じてうまく人間関係を構築しにくくなってしまいます。

乾癬になったことで恋愛ができなくなったりすることもありますし、人間関係の悩みを抱えてしまいやすいといえます。乾癬は社会的な認知度もそれほど高くないので誤解や偏見、差別などもある病気なので人間関係の悩みやトラブルを抱えている方は多いと思います。

・金銭的な悩み

乾癬は治りにくい病気であり、長期的に通院するなどして治療費も多くかかります。症状が手や指、爪、顔などにでると接客業の仕事が難しかったりして、なかなか仕事がしにくいということもあります。

生物学的製剤は乾癬の治療効果が高いですが、薬剤が高くかなりの経済的な負担になってしまいます。こうした治療を続ける過程で経済的な悩みも抱えやすくなってしまいます。

・健康の悩み

乾癬が与える健康の悩みを大きいと思います。心筋梗塞や脳梗塞といった血管系の疾患のリスクも健常者よりも高いと言われていますし、健康の不安も大きいと思います。乾癬が悪化して関節炎などを引き起こせば日常生活に支障がでることもありますし、健康に関する悩みを抱え込みやすいといえます。

・将来に対する悩み

乾癬は治療が長期化しやすいので将来にわたって不安を感じやすい病気だといえます。このまま乾癬というツライ病気がずっと続くのかと将来に対して悲観的になってしまうことも多いと思います。

乾癬でうつ病にならないために

うつ病を予防するためにはこうした4つの悩みを一つ一つ解決していくことが必要になります。乾癬はストレスが悪化要因となるので、こうした悩みや不安を解消して前向きに生きていくことが大事になってきます。

自分の内面と向き合うことも重要になってきますので、考え方や行動、思考の癖などを見つめ直していく作業も必要になると思います。

悲観的にならずに自分を肯定しつつ、少しずつ良くなっていくと信じて治療を進めていきましょう。家族や友人、医師などとも相談しつつ、周囲の協力も得ながら乾癬の改善に向けて進んでいきましょう。

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