食品添加物が乾癬を悪化させる?注意すべき添加物、食材は?
食品添加物と乾癬の関係

つまり身体に悪い食品を食べることで乾癬が悪化しやすくなるというわけです。
身体に悪い食品はいろいろありますが、なかでも食品添加物が良くないと言われています。
食品添加物には食品が腐らないようにする、食品の見た目を良くする、香り、味を良くするなどの効果があります。現代社会の食品流通業界では必要不可欠な食品添加物ですが、科学的に作られたものであり、長期的に摂取することによる危険性が指摘されています。
食品添加物とは
食品添加物は安全性が確立されていて基準に合致したものしか使ってはならないと決められています。すべての食品添加物が危険とはいえませんが、長期的に過剰に摂取することで健康への被害が懸念されています。食品添加物の種類は日本では1500種類あると言われているそうです。複数の食品添加物が組み合わさることで健康への被害が起こる可能性もあると言われていますし、安全性にも問題があるのではないかと言われています。
ちなみに食品添加物の種類は日本がダントツで多いらしいです。日本の企業の過剰なサービスとも言えるかもしれませんね。
企業は消費者に少しでも満足してもらうために着色料で色を良くしたり、化学調味料で味を工夫したり、コストを下げるためにいろんな添加物を使っているという指摘もあります。
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危険な食品添加物
私たちの身の回りの食品には食品添加物まみれの食材も多いので注意が必要です。とくに乾癬患者にとっては添加物が多い食材は内臓器官に負担をかけて乾癬の悪化も引き起こしてしまいますので、普通の健康な方よりも注意する必要があります。
食品添加物が多いかどうかは値段によっても判断できます。安いものはコストを下げるために化学調味料や保存料など食品添加物が多く含まれている可能性があります。
コンビニ弁当とか加工食品とか異常に安いものがあったりしますが、こういうものも添加物が多い可能性が高いです。原材料欄をチェックするなどしてどのような添加物が含まれれているのか確認する癖をつけておくと良いと思います。
食品添加物は種類が多いので全部は紹介できませんが、ここでは特に危険といわれる食品添加物を紹介します。
・亜硝酸塩(ナトリウム)
ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミなどに使用される添加物で発がん性やうつ症状のリスクがあると考えられています。食品の見た目をきれいに保つ発色剤として使われています。食肉加工品以外にパック野菜で使われている場合もあります。・合成甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース)
お菓子や健康飲料、ガム、アイス、ダイエット飲料などに甘味料として使われています。こちらも発がん性や内蔵機能の異常、悪影響が懸念されています。・タール色素(合成着色料)
石油由来の原料であり、赤色2号、黄色4号、青色1号といった12種類の着色料があります。日本では安全性に問題ないということで使われていますが、海外では危険とみなされて規制されているものもあります。色鮮やかなお菓子やキャンディー、アイス、肉加工品、漬物、ジャムなど多岐にわたる商品で使用されています。がんやアレルギーを引き起こす原因になりうるといわれています。
・ソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)
コンビニ弁当や肉加工品、ジャム、漬物、和菓子類などに使用されています。発がん性のリスクや免疫障害のリスクが指摘されています。腐敗防止のためにつかわれていて多くの食品で用いられています。・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
魚介冷凍品やバター、油脂などに使われています。発がん性のリスクがあると言われています。酸化防止の効果があり、安い油を何度も使いまわすためにつかわれていたりします。外食産業ではこうしたBHA(ブチルヒドロキシアニソール)が使われた油を使用していることが多いようです。ここで紹介した食品添加物はほんの一部ですが、それでもけっこう避けたほうがいい食材は多いですね。完全に食品添加物を摂取しないというのは難しいでしょうから、極力避けるようにすると考えたほうがいいかもしれませんね。
味が濃い、色が鮮やか、癖になる(依存しやすい)、安い、こうした食材は食品添加物がたくさん含まれているものがなるべく多そうなので避けたほうがよさそうです。
食事制限をする時は急激にやるとストレスになって大変だと思うので、徐々にやっていくのが良いと思います。まずは、コンビニ弁当、インスタント麺、ファーストフードを食べないようにして少しずつ身体にいい健康的な食材を食べる習慣を身につけていくといいかもしれませんね。
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2017年10月15日